みなさまが開発されたAlexaスキルは、スキルストアへの公開に当たり、Alexa審査チームが認定審査をさせていただき 、スキルがよいユーザー体験をお届けできるよう、必要に応じてフィードバックをさせていただいています。このブログでは、審査で改善のフィードバックを受けるスキルの傾向を紹介し、事前にご対応いただく方法を紹介します。今回は「詳細な説明」についてです。
スキル開発の際、開発者コンソールの公開タブ「詳細な説明」のセクションにスキルの説明を記載いただく必要があります。この説明文はAlexaアプリのスキル一覧ページの「このスキルについて」に表示されるため、ユーザーにスキルの内容を伝えるための大切な情報となります。日本語スキルを開発する場合は、日本語で明記し、文法上誤りがないかも確認してください。
アプリの表示例を見てみましょう。
「詳細な説明」で話しかけ方の例を提示することが可能ですが、対話モデル内のサンプル発話と同じものを紹介してください。また、「詳細な説明」で話しかけ方の例を提示することは必須ではありません。
話しかけ方の例に関するガイダンスは、こちらをご参照ください。
スキルを起動するための話しかけ方の例を紹介する場合は、必ずウェイクワード(「アレクサ」が推奨)を入れてください。スキルを起動した後の話しかけ方を提示する場合は、ウェイクワードは不要です。いずれも、例を提示すること自体は必須ではありません。
以下は良い例と悪い例です。
良い例
このスキルでは十二星座で今日の運勢を占います。
話しかけ方の例:
「アレクサ、十二星座占いを開いて」
「アレクサ、十二星座占いでふたご座の運勢を教えて」
悪い例
このスキルでは十二星座で今日の運勢を占います。
話しかけ方の例:
「十二星座占いを開いて」
「十二星座占いでふたご座の運勢を教えて」
スキルの説明をする際に、「このアプリでは~」と記載されている場合があります。Alexaについて「アプリ」というと、Alexaユーザー向けのAlexaアプリのことになりますので、「スキル」を使ってください。
その他の用語に関するガイダンスは、Alexa Skills Kit用語集を参照してください。
詳細な説明についてのガイダンスは、こちらを参照してください。
皆様からのフィードバックは、私たちにとってとても貴重なものです。スキルの認定に関するご意見がありましたら、お問い合わせフォームからいつでもお送りください。
また、 スキル開発時に分からないことがあれば、Alexa開発者フォーラムもご利用ください。フォーラム上でいただいたご質問に、担当がお答えいたします。