Alexa Skills KitとAlexa音声デザインガイドで利用される一般的な用語をまとめました。
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A
Adapter - アダプター: 参照「スキルアダプター」
Alexa app - Alexaアプリ: Alexaユーザー用のアプリで、デバイスの初期設定や設定変更、Alexaとのやりとりの結果確認ができます。
Alexa service - Alexaサービス / Alexa - Alexa: クラウドベースの音声サービスで、Amazon EchoやAmazon Echo DotといったAlexa対応端末を通じて利用されます。Alexaからリクエストを受け取りレスポンスを返す独自サービスをクラウド上に作ることで、Alexaに新たな能力を追加することができます。
Alexa skill - Alexaスキル: 参照「スキル」
Alexa Skills Kit - Alexa Skills Kit: Alexaに新しい能力を追加するために必要なAPIとツール、ドキュメントの集まりです。詳しくはAlexa Skills Kitで始めようを参照してください。
Alexa Smart Home Skill API - AlexaスマートホームスキルAPI: 参照 「スマートホームスキルAPI」
Alexa-enabled device - Alexa対応端末: Alexaサービスを利用できる端末のことです。Amazon EchoやAmazon Echo Dotの他に、Alexa Voice Serviceを利用した端末があります。
Ask - ~を聞いて: ユーザーが特定のカスタムスキルを起動する際にAlexaに対して話しかける言葉の1つです。スキルの 呼び出し名 と共に利用されます。 例えば「アレクサ、占星術占い に 今日の運勢 を聞いて」のように利用します。Alexaとの会話を始めるためのフレーズはこれ以外にもいくつかあります。詳しくはカスタムスキルの起動方法を参照してください。
AWS Lambda function - AWS Lambda関数: AWS Lambdaにアップロードされたコードのことです。Lambdaがサポートする言語は Node.js、Java、Pythonです。スマートホームスキル用の スキルアダプター はLambda関数として実装される必要があります。カスタムスキル用のサービスにもLambda関数を利用できます。詳しくは「AWS Lambda」を参照してください。
AWS Lambda - AWS Lambda: AWSのコンピュートサービスの1つで、イベント駆動によるコードの実行やコンピュートリソースの自動管理を行います。サーバーを管理することなく自分のコード(Lambda関数)をクラウド上で実行できます。スマートホームスキルの場合、スキルアダプターをLambda関数で実装する必要があるため、Lambdaの利用は必須です。カスタムスキル用のサービスにもLambda関数を利用できます。AWS LambdaはAmazon Web Servicesが提供するサービスの1つです。
C
Card - カード: 参照「ホームカード」もしくは「詳細カード」
Cloud-based service - クラウドベースサービス: 参照 「サービス」
Cloud-enabled device - クラウド対応デバイス: スマートホーム端末の文脈では、インターネットとつながっている電球やスイッチ、自動温度調節器といった一般家庭用のスマートデバイスを指します。通常これらの装置はクラウドで制御されます。
Confirmation - 確認: Alexaがユーザーの発話を正しく理解したことをユーザーに伝えることです。確認のタイプには次のようなものがあります:
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Implicit confirmation (landmarking) - 暗黙の確認(目印): Alexaが聞き取った内容の一部を復唱し、ユーザーの発話を正しく理解したことを伝える手法です。 例:
ユーザー: アレクサ、占星術占いに今日の運勢を聞いて。
占星術占い: 何座の運勢を占いますか?
復唱されている「運勢」という単語が目印で、やりとりが成立しているという信頼感を自然な会話の中でユーザーに与えています。
-
Explicit confirmation - 明確な確認: Alexaが聞き取った内容を復唱し、その内容が正しいかユーザーに明確な言い方で確認する手法です。 例:
ユーザー: アレクサ、占星術占いに今日の運勢を聞いて。
占星術占い: 占星術占いであなたの運勢を占います。良いですか?
Conversation - 会話: 参照 「対話」
Custom interaction model - カスタム対話モデル: カスタムスキルで定義する 対話モデル のことです。カスタム対話モデルは、スキルが処理できるリクエストを定義する インテントスキーマ と、ユーザーがこれらのリクエストを起動する際に発話する文言の一覧である サンプル発話 からなります。
Custom skill - カスタムスキル: カスタム対話モデル を利用するスキルのことです。スキル開発者は、スキルが処理できるリクエスト(インテント)とユーザーがそれらのリクエストを起動するときに話す文言(サンプル発話)を定義できます。インテントとサンプル発話のマッピングがそのスキルの対話モデルまたは音声ユーザーインターフェースとなります。
カスタムスキルに含まれるのは、クラウドベースサービスとして提供されるコードと、Alexaサービスがユーザーからのリクエストをサービスに送るための設定です。カスタムスキルは開発者が自分で音声インターフェースを定義する必要があるため、最も柔軟である一方最も複雑なスキルです。
D
Detail card - 詳細カード: スキルの概要やスキルの使い方をAlexaアプリ内に表示するカードです。ユーザーは詳細カードでスキルの内容を確認して、自分の欲しいスキルを有効化できます。詳細カードに表示される情報はほぼ全て開発者ポータルの公開情報セクションで設定できます。 詳細はAlexaスキルの公開申請を参照してください。
Device cloud - デバイス制御クラウド: クラウド対応デバイスを制御するバックエンドのクラウドサービスのことです。スマートホームスキルの場合、AlexaスマートホームスキルAPIからのコマンドを変換し、デバイス制御クラウドへ渡すための スキルアダプター を実装してください。
Device cloud account - デバイス制御クラウドアカウント: デバイス制御クラウドにアクセスするためのユーザー毎のアカウントです。ユーザーはデバイス制御クラウドアカウントとAlexaサービスの連携をAlexaアプリで行います。アカウント連携にはOAuth 2.0の利用が推奨されています。
Device directive - デバイスディレクティブ: 参照 「スキルアダプターディレクティブ」
Device discovery - デバイス検出: スキルアダプター経由で制御されるデバイスをAlexaスマートホームスキルAPIが検出する処理のことです。
Dialogue errors - 対話エラー: Alexaとユーザーの会話内で想定しなかったことが起こることです。対話エラーには次のような種類があります:
- Low confidence errors - 不確実なためのエラー: ユーザーの発話をAlexaが正確に理解できたか不確実な場合に発生するエラーです。この場合、Alexaはユーザーに質問し会話を継続させるか、その時点で会話を終了させます。
- Timeouts/Silence/No input - タイムアウト/無言/入力なし: ユーザーがAlexaの質問に返答しなかった場合のエラーです。 通常は再度ユーザーに話しかけることで返答を促します。
- False accept - 誤認識: ユーザーの発話を正確に認識したとAlexaが判断したにもかかわらず、実際は誤認識だった場合です。
Directive - ディレクティブ: 参照 「スキルアダプターディレクティブ」
E
Example phrase - サンプルフレーズ: カスタムスキルを起動する際の話しかけ方をユーザーに教えるためのものです。サンプルフレーズは開発者ポータルの公開情報セクションで設定できます。これらは サンプル発話 の一覧にも含まれている必要があります。詳しくはAlexaスキルの公開申請を参照してください。
Exit command - 終了コマンド: 会話を終了させるためにユーザーが「終了」や「ストップ」と発話すること。
H
Home card - ホームカード: Alexaアプリ内に表示される視覚情報で、カスタムスキルとの会話の内容や補足情報をユーザーに提供します。カードはスキル用のLambda関数またはウェブサービスのテストやデバッグにも利用できます。詳しくはスキルからの応答にカードを追加するを参照してください。
I
Intent - インテント: カスタムスキルへのユーザーコマンドから想定される主なリクエストやアクションのことです。 例えば、「アレクサ、歴史博士に 7月3日の出来事 を聞いて」という発話の場合、「7月3日の出来事」の部分が特定のスキルの特定のインテントに関連付けられます。このことで、Alexaはユーザーが「歴史博士」に特定の日の出来事を聞きたがっている、と解釈できます。
インテントの定義についての詳細は音声インターフェースの定義とカスタム対話モデルリファレンスを参照してください。
Intent schema - インテントスキーマ: カスタムスキル用サービスによって処理されるインテントをJSON形式で定義したものです。詳細は音声インターフェースの定義とカスタム対話モデルリファレンスを参照してください。
Interaction - 対話: ユーザーとAlexa間のやりとりまたは会話のことです。やり取りは1回のリクエストとレスポンスで終わることもあれば、何回も続くこともあります。
Interaction model - 対話モデル: ユーザーがスキルに要望を伝える時に発話する単語やフレーズのことです。 カスタムスキル の場合、開発者は インテントスキーマ と サンプル発話 によって対話モデルを定義します。スマートホームスキル の場合、対話モデルはスマートホームスキルAPIで定義されています。
Interruptions - 割り込み: Alexaとユーザーの間の会話が他の出来事に割り込みされることです。例えば、ユーザーがAlexaに話しかけている時にアラームやタイマーが鳴ると、そこで会話は中断します。
Invocation - 呼び出し: Alexaの特定の機能と対話を始めることです。例えば「アレクサ、占星術占いに今日の運勢を聞いて」という呼び出しで、ユーザーはAlexaを起動し、占星術占いスキルに直接リクエストを送ることができます。次に、Alexaは呼び出しに応えて「何座を占いますか?」と質問します。「呼び出し」の種類:
- Full intent - 完全なインテント: ユーザーのリクエストをAlexaが実現するために必要な情報の全てが含まれているリクエストのことです。例「アレクサ、歴史博士に8月20日の出来事を聞いて。」
- Partial intent - 部分インテント: インテントは含んでいるが必要なスロットが含まれていないリクエストのことです。例えば「アレクサ、占星術占いに今日の運勢を聞いて」という発話の場合、星座名が欠けているため、Alexaはユーザーからその情報を聞き出す必要があります。
- No intent- インテントなし: インテントもスロットも含まないようなリクエストのことです。例:「アレクサ、歴史博士を開いて。」
Invocation name - 呼び出し名: スキル利用時にユーザーが呼びかけるカスタムスキルの名前です。スキルとのやりとりを始める際、ユーザーは他のフレーズと一緒に呼び出し名を発話します。例えば「アレクサ、 歴史博士 に7月3日の出来事を聞いて」の場合、「歴史博士」が歴史上の出来事を検索するスキルの呼び出し名にあたります。スマートホームスキルには呼び出し名がない点に注意してください。
L
Lambda blueprint - Lambda設計図: AWS Lambdaコンソールに表示される選択肢で、新しくLambda関数を作る際のサンプルコードと設定例が含まれています。設計図を使うとLambda関数を数クリックで作成できます。Alexa Skills Kit関連の設計図は3つあります:
alexa-skills-kit-color-expert
およびalexa-skills-kit-color-expert-python
: シンプルなカスタムスキルのサンプルでNode.js版とPython版があります。詳細はカスタムスキル用のAWS Lambda関数の作成を参照してください。alexa-connected-home-driver
: スマートホームスキル用スキルアダプターをNode.jsで実装したサンプルです。
Lambda function - Lambda関数: 参照 「AWS Lambda関数」
Landmark(Implicit confirmation) - 目印(暗黙の確認): Alexaが聞き取った内容の一部を復唱し、ユーザーの発話を正しく理解したことを伝える手法です。
M
Max error condition - 最大エラー数制限: 対話エラーが連続で発生する場合に利用します。エラー数が最大値に達した時に対話を終了させることで、Alexaが同じ間違いを延々と繰り返すことを避けることができます。
N
Notification - 通知: ある出来事が起きている、もしくは起ころうとしていることをユーザーがAlexaに知らせて欲しい時に利用します。最もよく使われるのはアラームとタイマーです。通知は他に何も起きていない場合だけでなく、ユーザーがAlexaとやり取りしている場合も割り込みの形で発生します。この場合、通知は会話と会話の間で発生します。
P
Prompt - 問いかけ: 情報を引き出すためにユーザーに伝えられる文言のことです。ユーザーからのリクエストへの返答には問いかけが含まれるようにしてください。問いかけの種類:
-
Open-ended - オープンな問いかけ: 幅広い返答を引き出すための問いかけです。例:「どういったご用件ですか?」
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Menu-style - メニュー形式: 少ない選択肢(5個以下が推奨)から返答を選択してもらうための問いかけです。例:「マインクラフトヘルパーです。案内できるのはレシピと薬の材料とゲームの遊び方です。どれにしますか?」
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Re-prompt - 再度の問いかけ: 対話エラーが発生した場合にユーザーに対して行われる質問です。 ユーザーがエラーから会話に戻るのを手伝うことが目的です。例:
ユーザー: アレクサ、スコアキーパーを開いて。
スコアキーパー: ご用件は何ですか?
ユーザー: … (返答なし)
スコアキーパー: お手伝いできるのは、プレイヤーへのポイント追加と現在のポイントの確認と新しいゲームの開始です。 可能な操作すべてを知りたい場合は「ヘルプ」と言ってください。 ご用件はなんですか?
-
Landmark(Implicit confirmation) - 目印(暗黙の確認): Alexaが聞き取った内容の一部を復唱し、ユーザーの発話を正しく理解したことを伝える問いかけの手法です。
R
Re-prompt - 再度の問いかけ: ユーザーの返答を聞き取れない場合や明確に理解できない場合にAlexaが行う問いかけのこと。 参照 「問いかけ」
S
Sample utterance - サンプル発話: 特定のインテントを実行する際に、ユーザーが 発話 しそうな文言を構造化したテキストのことです。サンプル発話は、カスタムスキル用 対話モデル の一部です。ユーザーこのサンプル発話の1つを発話すると、Alexaサービスはその発話に対応するインテントを含んだリクエストをサービスに送ります。
注意: サンプル発話の定義ができるのは カスタムスキル だけです。スマートホームスキルの場合、発話はスマートホームスキルAPIで定義されます。
Service - サービス: スキルを動かすために開発者がクラウド上に構築するサービスのことです。このサービスはAlexaからリクエストを受け取り、Alexaにレスポンスを返します。カスタムスキルの場合、サービスは インテント を含んだリクエストを受け取り、ユーザー向けのセリフを含んだレスポンスを返します。スマートホームスキルの場合、スキルアダプター がサービスに相当し、デバイスディレクティブを受け取り、電球や自動温度調節器などのデバイスを制御するデバイス制御クラウドと通信を行います。
カスタムスキル用サービスはAWS Lambda関数としてデプロイすることもできるし、ウェブサービス としてデプロイすることもできます。スマートホームスキル用のスキルアダプターの場合、利用できるのはAWS Lambdaだけです。
Skill - スキル: Alexaの機能または能力のことです。Alexaには最初から備わっているビルトインスキル(音楽再生など)がありますが、開発者が Alexa Skills Kitを使ってAlexaに新しいスキルを追加することもできます。スキルは(クラウドベースサービスとして提供される)コードと、開発者ポータルで定義される設定から構成されます。「カスタムスキル」や「スマートホームスキル」も参照してください。
Skill adapter - スキルアダプター: AlexaスマートホームスキルAPIからのコマンドを デバイス制御クラウド 用に変換するコードです。ディレクティブと呼ばれるリクエストがAPIからスキルアダプターに送られます。スキルアダプターはデバイス制御クラウドと通信し、デバイスを制御します。スキルアダプターはAWS Lambda関数として実装してください。
Skill adapter directive - スキルアダプターディレクティブ: JSON形式で記載されたデータと命令のセットです。AlexaスマートホームスキルAPIからスキルアダプターにリクエストとして送信されます。
Skill adapter directive language - スキルアダプターディレクティブ言語: AlexaスマートホームスキルAPIとスキルアダプターの間で通信を行うためのJSON形式のプロトコルのことです。
Slot - スロット: インテントの引数でリクエストに関する追加情報をAlexaに与えます。例えば「アレクサ、歴史博士に 7月3日 の出来事を聞いて」という発話の場合、「7月3日」が日付スロットの値となり、リクエストの内容を補完します。
あるインテント内で各スロットは必須項目となることもあれば任意項目となることもあります:
- Required - 必須スロット: ユーザーのリクエストをAlexaが実現する際に、必要不可欠な情報を表すスロットは必須スロットとなります。例えば「アレクサ、占星術占いに 牡牛座 の運勢を聞いて」の場合、星座名がないと占星術占いスキルは運勢を占うことができません。ユーザーから必須スロットの値が提供されない場合は、Alexaはユーザーにスロットの値を聞く必要があります。
- Optional - 任意スロット: ユーザーのリクエストをより具体的にするがAlexaが処理を行う上で必須ではない情報を表すスロットは任意スロットです。例えば「アレクサ、歴史博士に 7月3日 の出来事を聞いて」という発話の場合、「7月3日」は任意です。というのもユーザーが特定の日付を与えない場合、歴史博士スキルは今日の出来事を返すことができるからです。このような場合、たとえユーザーからスロットの値が提供されなくても、ユーザーにスロットの値を聞くべきではありません。
スロットの定義についての詳細は音声インターフェースの定義とカスタム対話モデルリファレンスを参照してください。
Smart Home Skill API - スマートホームスキルAPI: 電球やスイッチといったスマートホームデバイスをAlexaで制御するためのスキルを作成する際に利用するAPIのことです。スマートホームスキルAPIは「電気をつけて」といった発話を デバイスディレクティブ に翻訳し、クラウド対応デバイス を制御する スキルアダプター に送ります。
Smart home skill - スマートホームスキル: 電球や自動温度調節器といったスマートホームデバイスを制御するためのスキルです。スマートホームスキルAPIを利用する場合、スキルが処理できるリクエスト(デバイスディレクティブ)やユーザーがリクエストを送る際の発話はAPIによって定義されます。
スマートホームスキルに含まれるのはAWS Lambda関数として提供されるコードとAlexaサービスがリクエストをLambda関数に送るために必要な設定です。 スキル用のコード(スキルアダプター)はデバイス(例えば電球)をクラウド経由で制御できる必要があります。
System errors - システムエラー: ユーザーとAlexaの対話とは無関係に、予期しない何かが発生することです。例: ユーザーが必要とするデータをAlexaが外部サービスから取得するのに失敗した場合。
T
Text-to-Speech (TTS) - テキスト読み上げ(TTS): テキストの文言を合成されたスピーチ(Alexaの音声)に変換することです。Alexaサービスはプレーンテキストを読み上げることができます。
Turn - ターン: 会話ターンとはAlexaへの1回のリクエスト、またはAlexaからの1回のレスポンスのことです。会話内のリクエストだけをターンと呼ぶこともあります。例えば、「アレクサ、占星術占いを開いて」、「何座の運勢を占いますか?」、「魚座」、「今日の魚座の運勢は、、、、」というやり取りは厳密には4ターンですが、これを2ターンと数えることがあります。
U
Utterance - 発話: ユーザーが自分の要望をAlexaに伝えるため、またはAlexaからの質問に答えるために話す言葉のことです。カスタムスキルの場合、各 インテント に対応する複数の サンプル発話 を カスタム対話モデル 内で定義してください。スマートホームスキルの場合、スマートホームスキルAPIによりあらかじめ定義された発話が用意されています。
V
Voice Interface - 音声インターフェース または Voice User Interface (VUI) - 音声ユーザーインターフェース(VUI): 人間が主に音声を使ってコンピューターとやりとりする方法のことです。カスタムスキルの場合、音声インターフェースは、ユーザーの 発話 と、クラウドベースサービスが処理できる インテント との関連付けで構成されます。詳しくは音声インターフェースの定義を参照してください。
W
Wake word - ウェイクワード: ユーザーがAlexaに話しかけたいときに発するコマンドのことです。例えば「アレクサ、歴史博士に12月7日の出来事を聞いて」の場合、「アレクサ」がウェイクワードにあたります。ユーザーは決められたウェイクワードの中から好きなものを選ぶことができます。
Web service - ウェブサービス: Alexa Skills Kitの文脈では、Alexaサービスからリクエストを受け取り、レスポンスを返すインターネット経由でアクセス可能なサービスを指します。カスタムスキルの場合、 クラウドベースサービス としてウェブサービスを利用できます。
- サービスが満たすべき条件については、カスタムスキルをウェブサービスとして提供するを参照してください。
- ウェブサービスのサンプルコードはサンプルカスタムスキルをウェブサービスとして展開するを参照してください。