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12月14日(金)、15日(土)の2日間、東京・目黒のアマゾンジャパンオフィスにて「Alexa Dev Summit Tokyo 2018」が開催されました。 Alexaスキル開発について最新の情報が盛り込まれたセッション・ワークショップのほか、AVSやAmazon Payによるセッションも実施されました。 おかげさまで、両日とも会場は満員、熱気にあふれたイベントとなりました。 ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 今回はご参加されなかった方へのご報告、また来場された方のおさらいも兼ねて、両日の内容をまとめていきたいと思います。
基調講演は、この日のためにアマゾンシアトル本社から来日したAlexaチームのシニアメンバーによる米国の Alexa 最新状況報告に始まり、出前館、JTBの2スキル開発先行事例の紹介、11月に開催された AWS re:Invent での Alexa セッションのまとめなどで構成されました。
Amazon 柳田 晃嗣 オープニングメッセージ |
Amazon Eric King 米国の最新事情 |
Amazon Donn Morrill Alexa Everywhere |
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夢の街創造委員会(出前館) 代表取締役社長 中村 利江氏 フードデリバリー領域における高い親和性 |
株式会社JTB 執行役員 経営戦略本部 副本部長 上田 泰志氏 Amazon Alexaの活用によるJTBの目指すAIスマートコンシェルジュ |
Amazon Paul Cutsinger AWS re:Invent のまとめ |
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アレクサビジネス本部の柳田本部長によるホストのもと、各エリアのエキスパートが次々と登壇し、Alexaスキルの最新情報と将来に関する力強いメッセージを贈りました。 Fire TV stick 4K を使って、Alexa Presentation Launguage (APL)とAlexaスキル向けAmazon Payを使った出前館スキルでピザを注文するデモも実施。 リアルに注文したので、基調講演が終わる前に、会場にほかほかのピザが届きました!
合計22のセッションと4つのワークショップが開催されました。 本ブログでは、そのうちの一部について、事前収録の動画も含めてご紹介いたします。
Alexa最新テクノロジーアップデート 〜 AWS re:Invent 2018 recap 〜 Amazon.com, Senior Manager, Alexa Solutions Architect, Paul Cutsinger このセッションでは、シアトル本社でASKエバンジェリストを束ねる Paul が、re:Invent で行われたセッションを、1) ゲーム & エンターテインメント、2) Alexa Skills Kit & 開発ツール、3) Alexaでマネタイズ、4) どこでもAlexa、5) 音声ファーストUX、の5つに分類し、解説しました。 |
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Voice Assistants Beyond Smart Speakers – ユニークな製品にAlexaを搭載するには Amazon.com, Senior Manager, Alexa Voice Service Solutions Architect, Donn Morrill シアトル本社から来日したAVSのシニアマネージャ Donn により、1)「Alexa built-in」プロダクトのシステムアーキテクチャ、2)適切なハードウェアやソフトウェアツールの選定、3)より良いカスタマーエクスペリエンスのためのテスト方法や認証ガイドライン、4)認定システムインテグレーターの活用法、などが紹介されました。 |
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スキルのデザイン・実装のベストプラクティス アレクサビジネス本部 シニアソリューションアーキテクト 岡 弦太郎 このセッションの事前録画ビデオはこちらでご覧いただけます。 |
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APLで作るこれからのマルチモーダルスキル アレクサビジネス本部 シニアソリューションアーキテクト 松井 佑馬 このセッションの事前録画ビデオはこちらでご覧いただけます。マルチモーダルUIとは何か、APLの主要なコンポーネントやコマンドの紹介、マルチモーダルスキルの開発プロセスなどについてお話ししました。 |
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スマートホームスキルの紹介 アレクサビジネス本部 シニアソリューションアーキテクト 河田 卓志 このセッションの事前録画ビデオはこちらでご覧いただけます。スマートホームスキルについて、ユーザー視点で基本的な仕組みの説明を、そのあとに開発者視点でアーキテクチャーの概要を説明、そしてWorks With Alexa について説明させていただきました。最後に北米で始まっている最新のスマートホームスキルの機能についても簡単に紹介させていただきました。 |
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Alexaスキルでのマネタイズ アレクサビジネス本部 シニアソリューションアーキテクト 小林 剛士、Amazon Pay事業本部 プログラムマネージャ 中村 はるか このセッションの事前録画ビデオはこちらでご覧いただけます。このセッションでは「Alexaスキル向けAmazon Pay」をご紹介し、米国ですでに始まっている「スキル内課金」についても米国での事例をご紹介しました。 |
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Amazon Pay技術入門〜Amazon Payを使ったスキル開発にあたって〜 AmazonPay事業本部 インテグレーションマネージャー 吉村 周造 Amazon Payでのスキル開発の前提知識として、申込方法、ワンタイムペイメントの仕様及び事例、Auto Payの仕様及び事例、Alexaスキルの仕様及び事例などを解説しました。また、Amazon Pay Developer Meetupの紹介もありました。 |
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Alexa Champions コミュニティトーク! Alexa Championの伊東知治さん、岡本秀高さんが、VUXを開発すること、体験することの楽しさについて熱く語ったほか、Lightning Talkとして川岡潤さん 、元木理恵さん、田中みそさんが登場。それぞれのAlexaスキル開発経験を縦横無尽に語りつくしました。Alexa開発コミュニティーのAmazon Alexa Japan User Groupの紹介もありました。 |
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クリスマスイルミネーションの Alexaスキルを作ろう! クリスマスツリーにLED ライトのイルミネーションを飾って、スキルからをコントロールするスペシャルワークショップ。土曜日に開催され、お子様連れでも参加できたため、たくさんのかわいいミニ開発者さんたちにお会いできました。ツリーは記念にお持ち帰りいただきました。お部屋に飾ってくださいね! |
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Touch&Feelコーナー 最新の Echo Show や Fire TV stick 4K 、各種スマートホームデバイスを使って、実際にスキルを体験いただきました。キヤノンのプリンターで Skill Connections のデモも終日実演されました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
AVSコーナー Alexa Voice Service (AVS) を使った、さまざまなAlexa 搭載デバイスが展示されていました。
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Ask The Expertsコーナー Alexaのエキスパートに直接質問できるコーナーを設けました。旬な話題も含めて沢山のご質問ありがとうございます! ![]() ![]() ![]() |
Alexa DevSummit Tokyo 2018 公式スキル、皆様お楽しみいただけたでしょうか? 実はこのスキル、最新の Alexa Presentation Language (APL) を駆使して作られています。 まだの方は、ぜひAPLがどのように使われているかを開発者視点で確認しながら使ってみてください。
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金曜日の夜にはネットワーキングパーティも開催しました(土曜のみ参加の方、スミマセン)。 みなさん、これからも一緒に Alexa を盛り上げていきましょう!
改めて、12月のお忙しい中、たくさんの方のご来場、本当にありがとうございました。 初開催となったDev Summit Tokyoを通して、Alexaの今後のさらなる可能性をみなさまに感じていただくことができたのではないかと思っています。Alexaはこれからも進化していきます。それと同時に、開発者のみなさまがこれからどんなアイデア、どんな技術をAlexaにぶつけてきていただけるのか、私たちはとても楽しみにしています。 これからも、ぜひ一緒に開発に取り組んでいきましょう!