Alexa Skills Kit (ASK) Software Development Kit (SDK) for Python (beta) がリリースされました。Python SDK は Java 及び Node.js SDKと同じ機能をサポートし、AlexaからのリクエストやAlexaへのレスポンスを処理するために書かなければならないプログラムコードの量を大幅に減らすことができます。
Pythonでプログラムを書ける方なら、このAlexaのSDKと共に、拡張性の高いPythonのライブラリやツールを活用することで、音声体験を素早く開発し公開することができます。
通常、Alexaスキルを開発する際、Alexaがユーザーに応答を返すには、開発者はAlexaから送信されるリクエスト(JSON形式)を受け取り、適切なレスポンス(JSON形式)を返すために、クラウドベースのサービスを使用します。このリクエストとレスポンスの処理など、どのスキルでも共通に行われるタスクのために書かなければならないプログラムコードの量を減らすために、Java, Node.js, Python(Beta) SDKでは一貫性のある機能セットを提供します。次のような機能を使うことができます。
"Hello World"のサンプルコードから完全なテクニカルドキュメントまで、Pythonでのスキル開発に必要なものは、GitHubのalexa-skills-kit-sdk-for-pythonリポジトリに全て揃っています。AWS Lambdaや独自のサーバー環境にPythonスキルをホストすることができます。また、AWSの無料枠や、AWSプロモーションクレジットを活用すれば、AWSにAlexaスキルをホストするのにお金はほぼかかりません。
是非ASK SDK for Python(SDK)をお試し頂き、皆様からのご感想をお待ちしております。機能追加のリクエストや問題の報告は、GitHubリポジトリのIssueを通じてお寄せください。
皆様がどんなスキルを作ってくださるか、楽しみにしております。
このブログはAnnouncing an Easier Way to Build Alexa Skills Using Pythonを翻訳しました。