どの分野においても、自分の専門的な知識や経験を認めてもらって差別化を図るには、認定資格が効果的です。音声の分野も例外ではありません。本日、AWS認定 「Alexaスキルビルダー – 専門知識」の日本語版が公開されました。これは、Amazon Alexaスキルを開発、テスト、公開する能力を検証する業界初かつ唯一の認定プログラムです。この認定試験は、世界各地のテストセンターで受けることができます。
この認定は、開発者がAlexaおよびクラウドに関する専門知識を持っていることを証明し、音声開発者としての信頼を得られる資格です。取得すれば、魅力的な音声エクスペリエンスを開発するチャンスがさらに広がり、1億台を超えるAlexa搭載デバイスを使用しているユーザーにリーチできます。
AWS Certification and Education ProgramsのディレクターであるKevin Kelly氏は次のように述べています。「音声で操作できるデバイスが急速に増加している中、スキルを開発できる技術を持った人材に対するニーズが高まっています。この新しい認定プログラムは、スキル開発に必要な能力を検証するもので、Alexaスキル開発に絞った業界唯一の資格です。」
Voiced, Inc.のチーフスキル開発者であるRyan Hollander氏の見解も同じです。同氏は、AWS認定資格は認定スキルビルダーに優位性を与えるものであり、「将来への足掛かり」だと言います。
「業界で認められたこの資格を持っていれば、自分の能力を発揮できる新たな機会やプロジェクトを見つけて、常に新しいことに挑戦できます」とHollander氏は言います。
認定を受けた証明として、認定スキルビルダーには、AWS認定のデジタルバッジが付与され、AWS認定アカウントよりダウンロードできるようになります。バッジを提示することでAWSのイベントで認定者限定のラウンジが利用でき、また、ソーシャルメディアや電子メールの署名等で取得済みの認定を共有することが可能です。
この試験は、Alexaスキルのデザインと開発の実務経験を6か月以上有し、プログラミング言語に精通し、少なくとも1つのAlexaスキルを公開している開発者の方にお勧めです。
この試験では、次の能力が問われます。
試験の準備に役立つ試験ガイドも用意しています。このガイドには、チュートリアルや技術文書などへのリンクが記載されています。ガイドに記載されているリソースに加え、AWSトレーニングと認定ページで、無料で受講できる自習形式のデジタルトレーニングコース(現時点では英語)も提供しています。
試験に登録するには、aws.trainingでAWS Trainingアカウントを作成し、上のメニューで「認定」をクリックします。次に、アカウントに移動ボタンをクリックしてAWS認定アカウントに移動し、「新しい試験の予約」をクリックします。 予約を希望する試験を見つけ、「PSIによるスケジュール」または「ピアソンVUEによるスケジュール」のいずれかをクリックします。試験提供会社の予約ページにリダイレクトされますので、そこで試験の登録を完了します。
Alexaスキルを開発できるようになると、新たなビジネスアイデアや音声分野でのキャリア、新たなユーザーエクスペリエンスなど、いろいろな機会が一段と広がります。AWS認定 「Alexaスキルビルダー – 専門知識」で、スキル開発による様々な将来のチャンスをさらに広げることができます。
皆様のスキル開発をお待ちしています。