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ユーザーによるスキルとの対話

ユーザーがAlexa搭載端末に話しかけると、その音声がクラウド内のAlexaサービスに送られます。Alexaは音声を認識し、ユーザーのリクエストを判別した後、ユーザーのそのリクエストに対応できる特定のスキルに、構造化されたリクエストを送信します。音声認識と変換はすべてクラウド内のAlexaが処理します。

Alexaのスキルにはすべて対話モデルがあり、ユーザーはその対話モデルで定義された単語やフレーズで話しかければ、自分の希望する操作をスキルに実行させることができます。作成するスキルの種類により、Alexaがユーザーとのやり取りに使用する対話モデルが決まります。

以下のセクションでは、ユーザーがAlexaとコミュニケーションを取る方法や、スキルを設計する開発者が行う必要のある事柄について、実例と詳細を説明します。

ユーザーによるスキルとの対話

エンドユーザーがAlexaの機能と対話する方法は、いつも同じです。ウェイクワードを使用して端末を起動し、質問するか、リクエストを行います。

たとえば、標準の天気予報サービスと対話する場合、ユーザーは次のように話します。

ユーザー:アレクサ、天気予報は?
Alexa: 現在、シアトルの天気は曇りです…

潮汐情報を調べるカスタムスキルでもパターンは同じですが、ユーザーはスキルを識別する名前を含める必要があります(この例では、「タイドプーラー」)。

ユーザー: アレクサ、タイドプーラーでシアトルの満潮を調べて。
タイドプーラー: 2月17日水曜日にシアトルでは、最初の満潮は午前1時42分頃で、潮位は約10フィート…

照明器具などのクラウド対応デバイスを制御するスキルに対しても、ユーザーは同じように話しかけることができます。この場合、照明器具はインターネットに(スマートホームハブなどを経由して)接続しておく必要があります。ユーザーは、特定の照明器具の名前を指定します(この例では、「リビングルームの照明」)。

ユーザー: アレクサ、リビングルームの照明をつけて。
リビングルームの照明という名前で事前に構成された照明器具が点灯します。
Alexa: 分かりました。

対話モデルとは?

Alexaのコンテキストの場合、対話モデルは、従来のアプリでのグラフィカルユーザーインターフェースに似ています。ボタンをクリックしてダイアログボックスからオプションを選択する代わりに、ユーザーは自分のリクエストや、質問に対する答えを音声で伝えます。

アクション 音声ユーザーインターフェース(対話モデル) 標準的なグラフィカルユーザーインターフェース
リクエストする ユーザーが「Alexa、tide poolerで満潮を調べて。」と話す。 ユーザーがボタンをクリックする。
ユーザーから詳細情報を収集する Alexaは「どの都市の満潮ですか?」と応答し、回答を待つ。 アプリはダイアログボックスを表示し、ユーザーがオプションを選択するのを待機する。
必要な情報を提供する ユーザーが「シアトル」と答える。 ユーザーがオプションを選択して「OK」を選択する。
ユーザーのリクエストが完成する Alexaが、要求された情報を話す。

「シアトルの2月17日水曜日の最初の満潮は…」
アプリがリクエストの結果を表示する。

ユーザーが質問やリクエストを話すと、Alexaは対話モデルを使用して語句を解釈し、特定のスキルが処理できる特定のリクエストに変換します。その後、リクエストがスキルに送信されます。

カスタムスキルを作成している場合は、独自の対話モデルを定義します。スマートホームスキルAPIやコンテンツスキルAPIは、標準対話モデルを提供しています。

対話モデルの例

カスタムスキルとの対話

ユーザーはこのようなフレーズを話すことができます。

ユーザー: アレクサ、タイドプーラーシアトルの満潮を調べて

  • タイドプーラー」は、特定のスキルを識別する呼び出し名です。カスタムスキルを呼び出す場合、ユーザーはこの名前を含める必要があります。
  • シアトルの満潮を調べて」は、タイドプーラーの対話モデルに含まれるフレーズです。このフレーズは、このスキルによってサポートされる特定のインテントにマッピングされます。

Alexaはこのカスタム対話モデルを使用して、インテントと呼ばれる、リクエストの構造化された表現を作成します。Alexaはインテントをタイドプーラースキルに送信します。その後、スキルは満潮の情報を検索し、応答を送り返します。

スマートホームスキルAPIとの対話

ユーザーはこのようなフレーズを話すことができます。

ユーザー: アレクサ、リビングルームの照明をつけて

  • …をつけて」というフレーズは、Alexaの標準対話モデルによって認識されます。Alexaはこのフレーズを、照明を点灯するというリクエストとして認識します。
  • リビングルームの照明」という語句は、ユーザーが事前に構成して名前を付けた特定のデバイスを識別します。これは制御するデバイスの名前であって、スキルの名前ではないことにご注意ください。この種類のスキルに対して、ユーザーは呼び出し名を言う必要がありません。

Alexaは、スマートホームリクエストの標準対話モデルを使用して、デバイスディレクティブと呼ばれる、リクエストの構造化された表現を作成します。Alexaは、「リビングルームの照明」デバイスを制御できる特定のスキルアダプターに、デバイスディレクティブを送信します。このアダプターは、インターネット経由でデバイス制御クラウドと通信することにより、指定された照明を点灯した後、その操作が成功したかどうかを示す応答を返します。

フラッシュニューススキルAPIとの対話

ユーザーはこのようなフレーズを話すことができます。

ユーザー: アレクサ、フラッシュニュースを聞かせて

フラッシュニュースを聞かせて」というフレーズは、Alexaの標準対話モデルによって認識されます。Alexaはこれを、ユーザーがあらかじめ選択したフィードのコンテンツを読み取ってストリーミングするリクエストとして認識します。

Alexaは、コンテンツリクエスト用の標準対話モデルを使用して、フラッシュニュース機能を呼び出します。Alexaは、ユーザーが自分のフラッシュニュースに組み込むように選択したコンテンツフィードを読み込み、このコンテンツをストリーミングします。

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