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AVS UX設計ガイドライン

AVS UX設計の概要

Alexaをうまく統合することにより、ユーザーは自然な音声コントロールを使用して製品と簡単に対話できるようになります。AVSのUX設計ガイドラインでは、シームレスなAlexaエクスペリエンスを実現するための要件と推奨事項を説明します。

ユーザーの製品エクスペリエンスを設計する際にはAVSのUX設計ガイドラインを使用し、製品を申請する前にすべてのガイドラインに従ってください。

セットアップと認証

セットアップと認証のプロセスでは、ユーザーにAlexaとは何か、およびAlexaの使い方を説明し、デバイスをAmazonアカウントに接続できるようにします。これは通常、セットアップまたはパートナーデバイスを最初に実行した際に行われます。

Alexaのセットアップと認証

AVSのセットアップと認証画面の設計ガイドラインの詳細は、以下からダウンロードできます

ステップ1: スプラッシュ画面

スプラッシュ画面は、ユーザーにAlexaとは何か、Alexaの機能、音声コントロールのメリットを伝えます。パートナーにはまったく同じ画面を再現するアセットが提供されますが、独自のバージョンを作成することも可能です。

スプラッシュ画面には、以下が必要です。

  • Alexaのロゴ
  • Amazonについての言及
  • Alexaとは何かについての説明
  • Alexaの機能についての説明
  • 認証フローを開始するためのリンク

ステップ2: Login with Amazon

Login with Amazon(LWA)画面は、Amazonの仕様として実装する必要があります。詳細な仕様については、以下のLogin with Amazon実装ガイドを参照してください。

ステップ3: 使い方の例

セットアップと認証の最後の画面は、使い方の例です。この画面により、正常にログインできたことを確認し、Alexaに言うサンプル発話を提供します。パートナーにはまったく同じ画面を再現するアセットが提供されますが、独自のバージョンを作成することも可能です。

この画面には、必ずサンプル発話を含める必要があります。アプリケーションが設定内で異なるログアウト画面を持つ場合、サインイン状態を維持するメリットをユーザーに伝えるために「使い方の例」のコンテンツを含めることを検討してください。

「使い方の例」画面には以下を含める必要があります。

  • Alexaのロゴ
  • Amazonについての言及
  • Alexa起動方法の説明
  • サンプル発話
  • Amazon Alexaアプリをダウンロードまたは開くためのリンク

サンプル発話の推奨事項:

  • 発話は、デバイスのユースケースに合ったものにする必要があります。スピーカーの場合にはオーディオの制御、キッチン用のデバイスの場合にはタイマーやアラームに重点を置くのがよいでしょう。
  • 音声起動のデバイスの場合、サンプル発話はウェイクワード「Alexa」で始まる必要があります。
  • タッチ起動のデバイスの場合、サンプル発話はウェイクワード「Alexa」で始めるべきではありません。
  • 発話は、追加で購入しなければならないサードパーティ製のデバイスについて言及すべきではありません。
  • 発話は、ユーザーが有効にしなければならないサードパーティスキルについて言及すべきではありませんが、開発したスキルを有効にする方法の例は含めてかまいません。

Alexaについて

デバイスを構築する際、Alexaの使用が会話らしくなることを念頭に置いてください。つまり、Alexaの起動が簡単で、Alexaに割り込むことが可能で、ユーザーがAlexaの非言語的な状態(「聞き取り中」や「考え中」など)を簡単に理解できるようにする必要があります。

表示カード通知の実装は、アテンション状態の表示方法に影響するため、これらの機能の要件も考慮に入れる必要があります。

Alexaの状態

アイドル Alexaがアイドル状態のとき、ユーザーはAlexaのウェイクワードを使用するか、Alexaを起動する物理コントロールを使用することができます。これにより、Alexaは「聞き取り中」状態に遷移します。
聞き取り中 Alexaのマイク(複数可)がアクティブになったら、Alexaは「聞き取り中」状態に入り、音声インプットを待機します。
アクティブに聞き取り中 ユーザーがリクエストを行うと、Alexaは「聞き取り中」状態から「アクティブに聞き取り中」状態に遷移します。この状態は、ユーザーのリクエストが能動的にキャプチャされていることを示します。
考え中 ユーザーのリクエストが完了すると、Alexaは「考え中」状態に遷移し、ユーザーに対してマイクが有効でなくなり、Alexaがまもなく応答することが通知されます。「考え中」状態の間、ユーザーからの追加の音声入力は受け付けられません。
発話中 Alexaが音声リクエストへの応答をしている状態です。
マイクオフ 音声起動を実装したデバイスでは、ユーザーがマイクオフモードをオンにしてAlexaがアクティブにならないようにすることができます。マイクとカメラ(利用可能な場合)の物理電源をオフにした状態です。
システムエラー Alexaが機能できなくなるエラー(Wi-Fiエラーなど)が発生すると、Alexaのアテンションシステムを通してユーザーにビジュアルに表示されます。

アテンションシステム

Alexaのアテンションシステムは、非言語のオーディオとビジュアルのコンポーネントで構成され、それらが組み合わされてユーザーにAlexaの状態を伝えます。これらのオーディオおよびビジュアルのキューは、Alexaの状態遷移インジケーターがユーザーのAlexa起動、Alexaとの対話と同時に行われるよう同期される必要があります。アテンションシステムは、対話の流れがスムーズに感じられることを目的としています。

Voice Chrome LED サウンド
アイドルからアクティブ(聞き取りの開始)
聞き取り中
アクティブに聞き取り中
聞き取りの終了
考え中
発話中
マイクオンからオフ
マイクオフからオン
マイクオフ
通知の受信
通知がキューに追加
システムエラー

Voice Chrome

画面を持つデバイスでは、AlexaのVoice Chrome(GUIのアテンションシステム)を表示できる必要があります。以下の画像は、各状態を個別に示しています。

聞き取り中
Alexaのアテンション状態: Voice Chrome: 聞き取り中
アクティブに聞き取り中
Alexaのアテンション状態: Voice Chrome: アクティブに聞き取り中
考え中
Alexaのアテンション状態: Voice Chrome: 考え中
発話中
Alexaのアテンション状態: Voice Chrome: 発話中
マイクオフ
Alexaのアテンション状態: Voice Chrome: マイクオフ
システムエラー
Alexaのアテンション状態: Voice Chrome: システムエラー

LED

1 LED表示、カラー 1 LED表示、単色
聞き取り中、
アクティブに聞き取り中
Alexaのアテンション状態: LED: 聞き取り中
Alexaのアテンション状態: LED: 聞き取り中
シアン、不透明度100% 不透明度100%
考え中
Alexaのアテンション状態: LED: 考え中
Alexaのアテンション状態: LED: 考え中
シアンと青(交互) オンとオフの点滅
発話中
Alexaのアテンション状態: LED: 発話中
Alexaのアテンション状態: LED: 発話中
シアンと青(点滅) 点滅
マイクオフ
Alexaのアテンション状態: LED: マイクオフ
赤、不透明度100%
通知の受信
Alexaのアテンション状態: 通知の受信
Alexaのアテンション状態: 通知の受信
1回のみ黄色に点灯 1回のみ点灯
通知がキューに追加
Alexaのアテンション状態: LED: 通知がキューに追加
Alexaのアテンション状態: 通知がキューに追加
黄色にゆっくりと点滅 ゆっくりと点滅
システムエラー
Alexaのアテンション状態: LED: システムエラー
連続して点滅

サウンド

Alexaのオーディオキューは短いサウンドを発して、Alexaの状態遷移を示します。Voice ChromeやLEDと組み合わせて使用することで、デバイスの提供するビジュアルキューを強化します。デバイスにビジュアルキューが少なければ、サウンドキューの重要性は高くなります。デバイスに強力なビジュアルキューがある場合でも、ユーザーがAlexaを起動したり、話しかけたりしているときにデバイスを見ていない可能性は大いにあります。そのため、オーディオキューはビジュアルキューのないデバイスと同じくらい重要です。すべてのケースで、オーディオキューはユーザーが混乱しないよう明確に示す必要があります。

デバイスの設計およびデバイスが音声起動かどうかによって、オーディオキューの使用方法は異なります。最も重要なのは、デバイスが音声起動かどうかです。

聞き取りの開始と終了

すべてのデバイスは、Alexaがいつ聞き取りを開始・終了したかを示すのにオーディオキューを使用する必要があります。音声起動のデバイスで使用するサウンドのセットは、たとえユーザーがそのデバイス上でのAlexaとの対話をタッチして開始するとしても、タッチ起動のデバイスとは異なります。

音声起動

プレビュー
聞き取りの開始
聞き取りの終了

タッチ起動

プレビュー
聞き取りの開始
聞き取りの終了
マイクのオフとオン

音声起動のデバイスでは、ユーザーがマイクのオンとオフを切り替えるときにもオーディオキューを使用する必要があります。タッチ起動のデバイスでは、ユーザーが対話を開始するまでマイクが常にオフになっているため、これらのサウンドは必要ありません。

プレビュー
マイクオフからオン
マイクオンからオフ
タイマーとアラーム

以下のサウンドは、音声起動、タッチ起動のデバイスで同じように使用される必要があります。タイマーまたはアラームの時間が来ると、アラートサウンドが再生され、ユーザーがアラートを停止するまで繰り返される必要があります。

タイマーまたはアラームの再生時にAlexaが応答中(フラッシュブリーフィングの読み上げ中、または10日分の天気予報を提供中など)の場合、サウンドの短いバージョンが1回だけ再生される必要があります。Alexaの応答が完了すると、フルバージョンのサウンドが繰り返し再生される必要があります。

プレビュー
タイマー、デフォルト
タイマー、短縮
アラーム、デフォルト
アラーム、短縮
リマインダー

リマインダー(名前付きのタイマーおよびアラーム)では、アラートサウンドに続いてAlexaの発話が再生されます。リマインダーが作成されると、Alexaの応答に、オーディオファイルの繰り返し再生回数と繰り返される間隔に関する情報が追加されます。リマインダーの実装の詳細は、Alertsの概要を参照してください。

サウンドファイルおよび音声ファイルのURLはAlexaの応答に含まれ、音声起動、タッチ起動のデバイスに対して同じファイルが同じ方法で使用されます。ダウンロード可能なファイルが利用できない場合は、ローカルに保存されている新規通知のサウンドを代替として再生できます。

プレビュー
リマインダー
通知

通知を受信すると、新規通知のサウンドをすぐに再生する必要があります。オーディオファイルは新規の通知ごとに1回しか再生できず、繰り返し再生することはできません。通知の受信時にAlexaが応答中(フラッシュブリーフィングの読み上げ、10日分の天気予報の提供など)またはメディアの再生中であっても、サウンドはすぐに再生する必要があります。

オーディオファイルのURLはAlexaの応答に含まれ、音声起動、タッチ起動のデバイスに対して同じサウンドが同じ方法で使用されます。ダウンロード可能なファイルが利用できない場合は、ローカルに保存されている新規通知のサウンドを代替として再生できます。

プレビュー
通知の受信
Bluetooth

Bluetoothが実装されているデバイスでは、デバイスが接続または切断の成功イベントを受信したときに、AlexaのBluetooth接続およびBluetooth切断のサウンドを再生する必要があります。サウンドは、ユーザーが接続の管理に音声コマンドを使った場合、アプリ内/スマートフォン上のコントロールを使った場合のいずれであっても再生する必要があります。音声起動、タッチ起動のデバイスの両方で、同じファイルが同じように使用される必要があります。

プレビュー
接続
切断
エラーおよびセットアップ

セットアップ中または接続に問題がある場合は、デバイスのサウンドを使用する必要があります。エラーサウンドは、Alexaの応答に追加しないでください。サービスがユーザーの音声を理解できなかった場合でも同様です。

表示カード

Alexaの表示カードを使用すると、製品で、楽曲の「再生中」情報だけでなく、一般知識に関する質問、天気、To Do、買い物リスト、カレンダーの更新、Alexaスキルに関する静的な表示カードのレンダリングが可能になります。デバイスで表示カードを有効にする方法については、表示カードの概要を参照してください。

デバイスにAlexaを実装している場合、表示カードはすべてのコンテンツ、テンプレート、メディア属性、メディアコントロールを正しく表示することが想定されます。さらに、以下が想定されます。

  • 表示カードはAlexaが応答を開始、またはメディアの再生が開始したら、すぐに表示され、コンテンツがAlexaの応答またはメディアに一致している必要があります。
  • 表示カード間の遷移、表示と消去の遷移がスムーズである必要があります。
  • 表示カードは、画面操作と音声発話に対して、製品のデバイスクラスの設計ガイドラインに記載されているとおりに応答する必要があります。
  • Alexaの聞き取り中および考え中のアテンション状態が、すべての表示されている表示カードの前面に隠れないで表示される必要があります。

設計ガイドラインは、現在以下のデバイスカテゴリーで入手可能です。

製品がこれらのいずれかのカテゴリーに完全には当てはまらない可能性があります。当てはまるものがない場合は、製品属性に最も近いガイドラインを選択してください。: 異なるガイダンスの要素を組み合わせる必要が生じる場合もあります。

デバイス属性

  タブレット TV
アスペクト比 可変 16:9
入力 タッチ 5ウェイリモート
使用コンテキスト 家庭内または外出先 家庭内
平均視聴距離 2フィート 6〜8フィート
ビジュアルコンプレキシティ
アテンションシステム 画面上 画面上

解像度が変えられるデバイス向けに、画面サイズに合わせて調整できるようパーセンテージでのレイアウトを提供しています。

通知

通知を実装する際は、通知を受け取ったことをユーザーに通知する最善の方法、および未確認の通知がキューに存在することを持続的にユーザーに通知する方法を決定する必要があります。すべての製品は、通知の受信時に新規通知のオーディオファイルを再生する必要があります。通知を受信したこと、またはキューが存在することをユーザーに視覚的に伝える方法は、以下の条件に大きく依存します。

  • 製品がサポートするビジュアルアフォーダンス。
  • 標準のAlexaアテンション状態のレンダリング方法。上記のAlexaについてを参照してください。
  • 製品が、iOSやAndroidなど、独自の通知フレームワークを持つOS上に構築されているかどうか。

製品が通知をサポートしていることをエンドユーザーに知らせる方法についても検討する必要があります。

  • 製品のセットアップフローの一部として
  • 使い方の例」画面上で
  • 関連するマニュアルなどの資料内で

通知の実装の詳細は、通知の概要を参照してください。

単色LED

単色LEDが搭載されている製品では、通知の受信時に連続点灯パターンを使用する必要があります。また、通知がキューに追加されたときには、ゆっくりとした点滅パターンが使用される必要があります。その他のガイダンスについては、LEDを参照してください。

カラーLED

カラーLEDが搭載されている製品では、通知の受信時に連続点灯パターンを使用する必要があります。また、通知がキューに追加されたときには、ゆっくりとした点滅パターンが使用される必要があります。いずれのパターンでも、LEDの色は標準のAlexaアテンション状態と区別するために黄色にしてください。その他のガイダンスについては、LEDを参照してください。

高解像度画面

iOSやAndroidなど、ネイティブの通知フレームワークを持つデバイス上にAlexaを統合する場合、そのフレームワークを通知の受信とキュー内の通知の存在の両方を示すために使用することをお勧めします。

ネイティブの通知フレームワークを使用できない場合、または利用可能なフレームワークを使用しないことにした場合、標準のAlexaアテンション状態を表示するのに使用するメソッドに通知を組み込んでください。たとえば、製品がVoice Chromeを使用する場合、通知の受信時にはChromeを黄色に点灯させ、Alexaとの対話の最後に黄色に点灯させることでキュー内に通知が存在することを示してください。ユーザーを混乱させないのであれば、画面上に継続的なキューインジケーターを表示させることもできます。

ネイティブの通知フレームワーク

ネイティブの通知フレームワークを使用している場合、新規の通知があるとすぐにユーザーに知らせる必要があります。可能であれば、SetIndicatorディレクティブに含まれるオーディオファイルをユーザーに対して再生してください。

継続的なキューインジケーターの場合、Alexaと対話していないときのAlexaアテンション状態は黄色で示すよう実装する必要があります。また、製品は、キューに追加された通知を示すためにネイティブのバッヂシステムを使用することもできます。

最小またはアフォーダンスなしの場合

製品にビジュアルアフォーダンスが最小限またはない場合、通知の受信をユーザーに一貫して通知する方法はオーディオファイルの再生のみになります。キューに追加された通知を知らせることは実現性が低いため、実装しなくてもかまいません。デバイスにAlexaアプリがある場合は、アプリ内で通知の受信およびキューへの追加を知らせることをお勧めします。

ロゴおよびブランド

Amazon Alexaブランドアセットをユーザーインターフェースに一貫して活用することにより、製品の統一性が確保され、ユーザーがすぐにAmazon Alexaを認識できるようになり、アプリを明確に理解できるようになります。詳細については、AVS UXでのロゴおよびブランドの使用を参照してください。

ダウンロード

「Alexa関連資料」として以下が利用できます。これらの資料の使用にあたっては、Alexa Voice Service利用規約に同意し、従ってください。

問い合わせ先

Amazon Alexaを使用する製品の商用リリースに関して、サポートさせていただきます。これらの設計ガイドラインに関して質問、懸念事項、コメントがある場合、設計ガイドラインで参照したリソースを入手されたい場合は、こちらよりご連絡ください。