(※注: 本記事はこちらの投稿を日本語に翻訳したものです)
2019年4月22日より、Amazonアプリストアにてアプリ申請APIが提供開始となりました。
このRESTful APIを利用すれば、プログラムを介して公開中のアプリを更新できるようになるため、アプリカタログの管理が容易になります。また、新規アプリバージョンの申請を自動化したり、画像のアップロードやAPKバージョンの更新などといった、頻繁に行う操作の効率化も図れます。
アプリ申請APIの利用方法について詳しくは、このテクニカルドキュメントを参照してください。
アプリ申請APIを使用すれば、新規および更新バージョンのAPK、画像や動画のアセット、Fire TVのアセット、アプリのメタデータなどを追加することができます。サポート対象の各ロケールごとにアプリの説明を追加・削除・修正したり、デバイスターゲティングの設定更新も可能です。
さらに、同APIを介して行われた編集は、即座に開発者コンソール側にも反映される仕様になっています。従来のように開発者コンソール経由でアプリを修正・申請する方法に加えて、API経由で修正内容をコミットすることができるようになりました。
また、アプリ申請APIでは、300MB以下のファイルを1段階形式でアップロードすることができます。301MB〜900MB以下のファイルの場合は、2段階形式になります(900MBを超えるファイルの更新を行う際のオプションについては、このテクニカルドキュメントを参照してください)。
コンテンツレーティング、DRM、配信地域・価格に関しては、アプリ申請APIを介して変更を加えることはできません。
1回限り有効なAPIアクセスを設定する場合は、まず開発者コンソールでセキュリティプロファイルを作成します。
次に、同プロファイルをアプリ申請APIに関連付けてください。このテクニカルドキュメントに記載のとおり、どちらの手順も [アプリ&サービス] のドロップダウンメニューにある [APIアクセス] から行えます。
関連付けが完了したら、セキュアIDとクライアントIDを用いてLogin with Amazonのアクセストークンをリクエストできるようになります(このトークンは、API呼び出し時に使用します)。
アプリ申請APIは、さまざまなアセットに関して豊富なコマンド(PUT、GET、POST、DELETE)をサポートしています。完全なSwagger形式のファイルとサポートされているコマンドに関しては、こちらを参照してください。
300MBを超えるAPKの場合は、このテクニカルドキュメントに記載のタスクフローに明記されているとおり、アップロードを2段階で行う必要があります。
Amazonアプリストアでは、シンプルで使いやすいアプリ申請APIの提供を目指しています。
Google PlayストアにおいてGoogle Play Developer Publishing APIを実装済みの場合、少しの変更を加えるだけで、アプリ申請APIも使用できるようになります。
Amazonアプリストアでは、Editリソースを開くと開発者コンソールが同期状態を保つようになり、デバイスターゲティング用のAPI呼び出しも利用可能です(Google Play Consoleでは要求されないAPI呼び出しです)。詳細については、こちらを参照してください。
アプリ申請APIの実装に必要なテクニカルドキュメントは、開発者ポータルにそろっています。ほかにご不明点などがありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。