スキルの認定審査でよくある問題 2

Nahoko Hirabayashi Sep 15, 2021
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みなさまが開発されたAlexaスキルは、スキルストアへの公開に当たり、Alexa審査チームが認定審査を行い、 スキルがより良いユーザー体験をお届けできるよう、必要に応じてフィードバックをさせていただいています。審査で改善のフィードバックを受けるスキルの最近の傾向を紹介し、事前にご対応いただく方法を紹介します。

テストアカウントの情報を提供していない

スマートホームスキルなどアカウントリンクを行うスキルは、スキル申請の際に、テストアカウントの情報を提供していただく必要があります。 審査チームがスキルのアカウントリンクと機能を検証できるよう、開発者コンソール [公開情報] > [テストの手順]に有効なアカウント情報を記入してください。

Alexaアプリにアカウントリンクのカードが提示されていない

アカウントリンクを行うスキルで、アカウントリンクが未完了のユーザーに対して、Alexaアプリを開いて [その他] > [アクティビティ]にアカウントリンクのカードを送り、スキルの応答でアカウントリンクを促してください。スキルの応答の例は、「このスキルを使用するには、○○のためアカウントリンクが必要です。アレクサアプリにアカウントリンクのカードをお送りしましたので、そちらからアカウントリンクをお願いいたします。」などになります。

カード追加の詳細はこちらを参照してください。

位置情報 - 位置情報サービスを使用できない旨の応答を提示しない

位置情報サービスは、Alexa搭載デバイスのリアルタイムの位置情報を取得する権限を、ユーザーからAlexaへリクエストがあったときにユーザーに要求することができます。位置情報機能をサポートしていないデバイスでスキルを起動した場合、機能が制限されていることをユーザーに案内する必要があります。

位置情報サービスの権限を有効にしてEcho端末でスキルを起動した際の応答は、「ご利用のデバイスでは、位置情報サービスをサポートしておりません。位置情報サービスが利用できるデバイスでご利用ください。」などになります。

位置情報サービスの条件はこちらを参照してください。

デバイス位置情報 - 権限を有効にしていないユーザーに対して権限を有効にするよう促していない

デバイスの位置情報を使用するスキルは、ユーザーのAlexaデバイスに関連付けられた所在地データを使用する許可を取得できます。Alexaアプリで権限を有効にしていないユーザーに対する応答は、「Alexaアプリでデバイスの位置情報の権限を有効にしてください。」などになります。

デバイス位置情報のテストの詳細はこちらを参照してください。

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